うつ病　眠れない　睡眠障害

仕事で疲れているのに眠れない。夜になると急に不安になって眠れない。などうつ病を患うと質の高い睡眠が取れなくなり、急に眠ることができなくなります。

また「眠らなきゃ眠らなきゃ」と焦れば焦るほど眠ることができなくなり、余計に眠ることができずうつ症状を悪化させてしまう原因にもなります

人間は質の高い睡眠が取れないと「疲れやすくなる」、「気分の落ち込みが激しくなる」、「不安になりミスが増える」など精神的にも追い込まれやすくなるので、負のスパイラルにハマっていってしまいます。

なぜ眠れなくなるのか？

睡眠障害には様々な原因があり、また様々な原因が複雑に絡み合っていることが多いと言われています。

様々な原因とは

�@生活環境や習慣
�A生活習慣
�Bストレス

などが挙げられますが、生活習慣が悪く会社でストレスを感じてしまい「睡眠障害」が起こる等色々な原因が絡み合っているのです。

うつ病を患うと「ストレス」や「不安感」、「将来に対する絶望感」などが不眠の原因として挙げられますが、これらを乗り越えまずは「質の高い睡眠」を取ることがうつ病を克服する上では重要です。

夜しっかりと質の高い睡眠を取る為には、「眠る前の準備が非常に重要です。

布団に入るまでの準備をしっかりとすることで自然と眠くなるようにカラダを調整する必要があります。例えば夜遅くまでパソコンで作業をしていたり、テレビを見ていたりすると興奮状態になってしまい眠る準備ができません。また、お風呂に入るタイミングも遅すぎると目が覚めてしまい寝付くまでに時間がかかってしまいます。

このような悪循環を防ぐ為には以下の流れをしっかりと行なう必要があります。

�@夕食は寝る時間の３時間前には食べ終える
�A夜のテレビは眠る２時間前までにする
�Bお風呂はぬるま湯に浸かりしっかりとカラダを暖める
�Cお風呂は寝る１時間前には入り終える
�D就寝前は読書をするなど心を落ち着かせる

これらの行動は日常の中で比較的パターン化しやすい習慣です。どれも無理をして「挑戦する」習慣ではなく、「リラックスという快感を得る」為の習慣なので苦痛を感じずに実践できます。

ストレスを感じる日が多い場合は特に注意することが必要になりますが、夜寝る前の行動だけはパターン化し、実践することで日中にストレスを感じていても夜にリセットすることができるようになります。

夜の時間は1日をリセットする為の大切な時間なので、自分なりのストレス解消法を実践し心を落ち着かせることに専念することが大切です

うつ病と睡眠障害は密接な関係を持っています。私自身もうつ病を患っているため、夜眠ることができなかったり、夜中に何度も目が覚めたりすることがありました。

病院にも通院して睡眠導入剤を処方してもらっていたのですが、それでも眠れずに朝まで一睡もできないことも多々ありました。そこで、生活習慣を見直し「夜眠る時間」にフォーカスをするのではなく、「眠くなるような時間を過ごす」ことにフォーカスを当てて改善に取り組みました。<

眠る時間を毎日同じ時間に設定し、眠るまでの時間をパターン化することで自然とカラダが眠くなるように取り組んだ結果、今では睡眠導入剤も必要なくゆっくりと眠ることができるようになりました

また、うつ病の精神的症状だけでなく、身体的症状も眠ることで改善されるようになったので結果的にはうつ病を克服する為のきっかけになりました

うつ病は簡単には克服できる病気ではありませんし、一旦克服できたとしても再発する可能性は十分にあります。普段の生活から少しずつ生活習慣を改善し。カラダにも心にも負担をかけないように「意識して過ごす」ことが大切です。

睡眠障害を克服することは、うつ病を克服する為の第一歩になりますので、「規則正しい習慣」という当たり前のことを徹底的に見直すことが重要です。